今さら聞けない仮想通貨を誰でもわかるように説明します

最近、やたらと世間を賑わせている「仮想通貨」。
興味はあるけど、なんか良く分からない。今更人に聞けない。というか、そもそも良く知ってる人がいない!?

「ビットコイン」とか「取引所」とか「ビットフライヤー」とか何が何だか・・・という人に向けて、誰でも絶対にわかるように、超カンタンに説明します!

そもそも仮想通貨とは?

仮想通貨とは「サトシ・ナカモト」を名乗る人物(複数人?)が考えた「ブロックチェーン」という技術を基にできているデジタル通貨である。ナカモトは日本人ぽい名前であるが、どうやら日本人ではなく、誰であるかも不明である。

もっとも有名なのは「ビットコイン」であるが、これは仮想通貨の一つに過ぎない。

つまり、仮想通貨は総称。ビットコインは固有名詞。
株式市場で例えるならば、「仮想通貨=株」「ビットコイン=●●●株式会社」という構図になる。

仮想通貨の主な特徴は、「中央機関に依存しない」「採掘で取得できる」「送金が早く安い」という点。
それぞれの特徴について、一つづつ見ていきたいと思います。

中央機関に依存しない

いわゆる法定通貨、一般的に流通している貨幣は政府が発行するものだが、仮想通貨はそうではないということ。

例えば、日本円は日本政府が発行しています。発行量の調整なども政府がコントロールしていますので、政府の都合で量を増やしたり減らしたりしています。インフレやデフレが起きるのはこうしたことも起因の一つとなっています。

しかし仮想通貨の場合はそうではありません。最初からプログラムで発行される量は決まっています。

これはビットコインが設計された当初から決まっていました。その数は最大で20,999,999.9769BTCとなると決まっています。わかりやすく数字を丸めてしまうと2100万枚ということになります。

また、ビットコインの発行量が上限に達する時ですが、これもおおよその予測がついており、概ね2140年ではないかと言われています。
つまりあと120年間は増え続けていくということになります。

採掘で取得できる

イメージとしては「金(GOLD)」が近いと思います。金脈を掘っていけば、どんどん金は出てきますよね。でも金脈もいつかは枯渇します。枯渇したら新しい金はもう掘れません。

これと似たようなことをデジタルの世界でやっているということです。
仮想通貨の場合は、プログラムで「採掘」していくことになります。パソコンで計算していって、計算が当たったらゲット!という感じです。

これがいわゆる「マイニング」というやつです。いま世界中でマイニングをするためのパソコンが大量に稼働しています。しかしながら、パソコンを稼働させる電気代とマイニングで掘れる仮想通貨の金額のバランスを考えた時に、現時点では日本などの先進国では電気代の方が高くつくケースが多いようです。そのため、電気代の安い中国や、電気代が安く済む冷感地(北欧など)で盛んにマイニングが行われているようです。

GMOもこのマイニング事業に参入すると発表しましたね。100億円投資するそうです。それでも世界トップのマイニング会社にはまだまだ追いつかないのが実情です。

ちなみに、マイニング事業に投資する方法もあります。

もう言ってみれば、これは現代の「ゴールドラッシュ」です。

送金が早く安い

利用者からすると送金するのが早くて安い。というのが一番のメリットかもしれません。

実際に海外送金をしたことのある人であればわかると思いますが、外国への送金や入金は手数料が半端なく高いですよね。数万円の取引に対して手数料が数千円になったりします。グローバル化が進んでいる昨今からすると非常に不便だし、もったいないです。

しかし、仮想通貨であれば、手数料数百円で何百万円も送金できたりします。これはデジタルがゆえの最大のメリットでしょう。

仮想通貨の種類

一番有名なのは「ビットコイン」です。仮想通貨=ビットコインと思っている人も多いと思いますが、実はビットコインは仮想通貨の中の一つでしかありません。(元々はビットコインしかありませんでした)

ですが、今はブロックチェーンという技術を使って、用途に応じて様々な「仮想通貨」を開発しています。
もはや「通貨」というよりは「データを扱うための技術」と言った方が正確だと思います。

例えば、個人情報を扱うものであったり、クーポンのため、ポイントのためなど多岐に渡ってきており、通貨利用の中でも、カジノ利用、医療機関用、金融機関用、などなど、将来性を感じるものはいくつも出てきているのが現状です。

数ある中でも、いまのところ主流として残るコインで有力だと言われているのが、「ビットコイン」「イーサリウム」「リスク」「リップル」あたりです。

「イーサリウム」「リスク」は開発のベースになるようなコインで、イーサリウムをベースに様々な用途のコインが開発されています。

「リップル」は送金技術に優れているため、三菱東京UFJ銀行が正式に採用を決定しました。そのことで、今年の春先に価格が上昇しましたね。

あとは面白いのは、実際に通貨のように利用されている「モナコイン」というのもありますね。
このコインは2ちゃん発祥のコインですが、今年に入って400倍になりました。100万円分持っていたら4億円です。

図をみてもわかるように、他にもまだまだいーーーっぱいあります。

仮想通貨の取引所

仮想通貨はどうやった買えるの?という疑問にもつながりますが、仮想通貨は「取引所」といわれるところで買えます。
株でいうところの「東証」とか「NASDAC」とかと同じ考えです。

株と違うのは、日本の株と言えば、「東証=東京証券取引所」で買うしかない(厳密には大阪、名古屋、JASDAQなどもありますが)。ということになりますが、それは取引所がそれしかないからです。

ですが、仮想通貨の場合、取引所が続々と開設されています。そして取引所によって、取り扱っているコインが異なります。
例えば、前述した「モナコイン」を買いたいのであれば、「Zaif(ザイフ)」という取引所でないと扱っていない。などということが起こり得ます。

これは黎明期であるがゆえですね。取引所も今は主権を奪おうと競い合っている段階です。

仮想通貨を取り巻くニュース

2017年は「仮想通貨元年」と言われ、テレビや日経新聞などでも仮想通貨について大きく取り上げられることが多い年でした。

下記のニュースを見て頂ければ解りますが、大手企業が続々と仮想通貨事業に参入してきています。
これは日本だけではなく、世界中で同様の現象、いや日本以上に世界では進んでいます。

2017年08月05日
丸井グループがビットコイン決済を試験的に導入

GMO、仮想通貨採掘に100億円投資=マイニング事業の詳細を公表

2017年7月6日
ビットコインは10年後に5万ドル到達、ストックピッカーが予想

2017年07月26日
ビックカメラ全59店舗でビットコイン決済スタート

2017年07月14日
ビットコインが郵便局で購入可能に!【オーストリア】

メガネスーパーが334全店舗でビットコイン決済を開始

2017/07/03
あなたのビットコインを守る保険が次々と誕生中

ビットコイン決済導入を大手コンビニが検討中、一気に数十万店舗規模に

20170/5/25
仮想通貨で海外旅行!航空会社Peachが年内にもビットコイン決済スタート

これらをみただけでも、いまどれだけ仮想通貨がアツイのか、わかっていただけるのではないでしょうか?
大企業がこぞって大金を投じている=将来への投資。ということですからね。
彼らもお金にならないものには絶対にお金は出しませんから。むしろ、その判断基準は個人の我々よりシビアです。

仮想通貨のこれまでとこれから

ぶっちゃけた話、この先がどうなるのか、明確に分かっている人はほぼ居ないと思います。
なぜなら、今はまだ黎明期であり、この先も変化し続けていくからです。

しかしながら、形はどうであれ、仮想通貨が無くなることはありえないと思います。
それは各大企業が投資や導入に参入していることからも分かるかと思います。

今の黎明期だからこそ、投資対象としてはチャンスです。2,3年後に気付いて始めたとしても100倍になるのは難しくなっていると思います。
はっきりいって、ここ半年から1年くらいが大きく儲けるチャンスだと私は思います。

興味のある方は、まずは取引所に登録してみてください。身分証明書を送ったりする必要はありますが、証券口座と同じで登録だけなら無料です。実際に取引するかどうかはゆっくり考えてからでも良いかと思います。

以下に大手で安心の取引所のみをご紹介しておきます。
もちろん全て登録は無料ですので、まずはどんなものなのか様子をみるだけでも良いと思いますよ^^

■コインチェック(coincheck)
日本語対応の取引所の中では、もっとも取扱いコイン数が多い。定番のコイン以外にも、「lisk」「リップル」「ダッシュ」「モネロ」「ネム」などなど、ここでしか買えないようなコインも多い。
使いやすさ、解りやすさもピカ一。初めての方はまずここで開設して慣れるのも良い。
公式サイト:https://coincheck.com/

■ザイフ(zaif)
にちゃん発のコイン「モナコイン」が買える取引所。ログインボーナスがあるのも特徴。
「Zaifコイン積立」といういわば定期預金のようなサービスがあるのも特徴のひとつ。
公式サイト:https://zaif.jp

■ビットフライヤー
取引数、ユーザー数、資本金ともに日本一。取引所の規模は大事です。潰れてしまっては元も子もありませんからね。
こちらも「モナコイン」「ライトコイン」など買えます。
公式サイト:https://bitflyer.jp

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ABOUTこの記事をかいた人

40歳♂、某大企業グループでごく普通のサラリーマンをやっています。 主に仮想通貨とアフィリエイト系に特化して取り組んでいます。海外(特に東南アジア)が好きなので、いずれは海外移住したいと思います。副業収入が月収30万円を突破しました。もう少し不労所得で固定収入を固めたいですね。