40歳(2016年)になるサラリーマン♂、浜辺のビールです♪
こんにちは~(^^♪
いやあ、日経平均が、年明けから連日下がりまくってますねえ。
しかも、未だ、下げ止まる気配がなく、日経平均先物は、金曜の日中終値から今朝までに、約500円下がっています。。(1月11日AM11:00現在、日経CMEが17,200円ww)
年初から5日間連続下落というのは、なんと、戦後初めてらしいです。よ!
誰がこれを2015年末の時点で予想できたでしょうか?
相場って怖いですね( ;∀;)
以前、2016年の投資スタンスとして、楽観・悲観、どちらに傾いても、不労所得をゲットできるように、両方のパターンの記事を書きましたが、やはり両方とも想定してすぐに乗り換える事前準備をしておくのは、大事だな~と思いました。
「株式・原油売り、債券買い」が進行中!
今回の暴落は、色々な要因が重なって「株式・原油売り、債券買い」が進行しまったためと思われますが、未だ、株も原油も下げ止まる気配がなく、日経平均先物は、金曜の日中終値から今朝までに、約500円下がっています。。
(1月11日AM11:00現在、日経CMEが17,200円ww)
下げ止まらない理由は、下がった要因の
①サウジとイランの国交断絶
②北朝鮮の水爆実験
③中国株・人民元安
など、どれもすぐに解決する目途がたっていないためですね。
恐怖と疑念が、更なる、疑念を生んでいる状況かと思います。
上記の①②③は株価にマイナスなのは、わかりますけど、「株式・原油売り、債券買い」が進行した、株式と原油が両方とも売られたって、意味わかりますか?
気になったので、ちょいと深堀してみました。
そもそも、原油相場安は、資源輸入国にとって、メリットが計り知れない。はず。
そもそも、原油が安くなれば、ガソリン価格など石油製品の価格の低下・手元資金の増加などを通じて、企業・家計には追い風になり、株価にプラスになる、のではないかと思いますよね。
ちなみに、ガソリン価格を例にとると、ガソリン価格の比較サイト、e燃費によると、数年前には、150円とかしていたガソリンが、今や、うちの近所では、108円ですからねえ。
これは大きいです!
(参考)最近5年間のレギュラー価格 e燃費
数年前のガソリン価格150円と今現在のガソリン価格108円を比べて、実際にどのくらい、メリットがあるのか計算してみました。
我が家の愛車レガシーであれば、給油ランプ店頭後に満タンにするなら、約50L給油可能なので、
150円x50L=7,500円
108円x50L=約5,500円
計算上は、給油の度に、数年前と比較して、差額約2,000円以上が、懐に残ります。(!)
月に1回給油すれば、約2,000円x12か月=約24,000円
月2回給油すれば、年約48,000円
の節約になります。これは大きいですよねえ!!
我が家の場合ですと、月1回程度の給油なので、年間約24,000円貯まる計算です。
一般家庭でこれだけ節約できるのですから、特に、日本のような資源輸入国の石油製品を大量に使っている業界(電力、石油化学、製紙、鉄鋼などなど)にとっては、メリットが計り知れない、ハズ。
でも、日本の株と原油相場、両方とも下がっている。なぜ?
計り知れないメリットがあるはずなのに、日経平均株価が暴落しているのは、なんでなんでしょうか?
原油安が日本の株に及ぼしている悪影響、昨日の東京新聞の朝刊記事にちょろっと書いてます。
原油安どこまで 中東緊迫「減産見送り」拍車 東京新聞 2016年1月10日 朝刊
■30ドル割れ目前
今月七日のニューヨーク原油先物相場は一時一バレル=三二・一〇ドルをつけた。既に三〇ドルの大台割れは視野に入っている。
■株安の一因に
大手証券のアナリストは「原油急落で収支が悪化した産油国の政府系ファンドが、トヨタ自動車などの換金しやすい大型株を売っている」と解説する。
つまり、原油相場の下落→産油国ファンドの収支が悪化→資産の一部を売却して損失に補てんする流れ。産油国ファンドが売っている資産は、世界中の株があると思いますが、トヨタ自動車などの日本企業株もたくさん含まれているということです。
上記記事によると、
原油相場は、まだ下がる可能性がある
イコール
まだ株も下がるかもしれない、
しかも、これは日本の株だけではなく、世界的に同時に起こっている。。。
でも、産油国って、お金持ちってイメージあるけど?
産油国って、すぐに手持ち株を売らなければ行けないほど厳しい財政状況なのでしょうか?
産油国がどの程度の原油価格から利益がでるのか、一覧にしたグラフを見つけました。要は、2015年10月の時点の原油価格、$85でも大半の国が赤字(!)ではないか?ってことです。
産油国の損益分岐点 Opinion: Canada’s oil producers are not to blame for oil price dip
って、ことは、原油価格$30を切ろうなんて今の状況は、産油国にとっては、非常に厳しい状況になりそうですね~。つまり、当面は、原油安→株安の流れが、なかなか解消されないのではないか?っていう、流れです。
あの金満国、サウジが、大赤字って知ってた?
世界最大の石油輸出国サウジアラビアの懐事情も厳しいようです!
(先ほどのグラフによると、損益分岐点は、原油価格$93.5)
2015/12/29付 日本経済新聞 朝刊記事によると、国際通貨基金(IMF)が、サウジアラビアは、原油安の中で歳出維持に必要な金融資産を5年以内に使い果たす恐れがあると、指摘しています。(おいおい( ;∀;))
サウジ来年予算、財政赤字10.5兆円 原油安が打撃 付加価値税を検討
サウジは国債の発行や外貨準備の取り崩しで急場をしのいでいる。準備資産残高は11月時点で2兆3832億リヤルと前年同月に比べ14%落ち込んだ。このうち「外国証券への投資」は同22%減り、保有株の売却を急いでいるもようだ。
つまり、僕ら一般人からするち、一年間で貯金の14%を取り崩しているのといっしょ。
これは、非常に厳しい!
【まとめ】今後の株価は?どうやって儲ける?
原油相場が下落して、なんで、株価が、5日間で約1,300円も暴落しているの?今後の株価動向は?について、調べたまとめです。
2008年のリーマンショックから世界経済が復活できたのは、中国など新興国の需要UP→原油などの資源価格UP→儲かってる資源・産油国マネーによる海外投資の好循環があったからでしょうね。
逆に今、中国の景気に?がついて→原油などの資源価格がDOWN→産油国の投資資金が逆流。。。。
今、そういう負の逆流連鎖が起きていて、サウジとイランの国交断絶
などの地政学的リスクによって、さらに、世界的な株安が加速している、そういう状況です。
今後の投資スタンスとしては、地政学的リスクも原油安も、まだ落ち着いていないので、
当面は、戻り売り狙い(軟調・売り、上がったら売り)
ただし、原油価格が底打ち・中国株価の底打ち等の要因が変わっていくことが、確認できたら、
すばやく買いにチェンジする!(長期的な、押し目買い)
って感じでしょうか。
ちなみに、僕は、残念ながら、年初からの暴落の大波には、のれていません。
年初から、超反省しています、悔しい( ;∀;)。。。
この悔しさをバネに。再度、頑張りなおそうと思った次第です。
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